ゴムバンドの特許を見つけた

こんな特許を見つけました。ゴムバンドの特許でしょうか?"人体のバランス感覚を含む多岐に亘る機能性の改善・改質を図る" そうです。
特開2016-073628 還元力に富む天然岩塩粉状体を含有させてなる機能性改質具 
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(上記特許より引用)

どういう仕組みで、ゴムバンドを装着するとバランス感覚が改善するのでしょうか?面白そうなので中身を見ていきます。

ヒマラヤ岩塩(紅塩)?

特許では、発明の内容は「請求項」に書かれています。唯一の独立請求項である請求項1を読むと、以下の通りでした。

シリコーンゴム10gに対し酸化還元電位がマイナス値を示して高い還元力を有するヒマラヤ岩塩の粉状体を0.15~2.5g練り込ませた成型加工体としたことを特徴とする機能性改質具。

ヒマラヤ岩塩!?と目を疑いましたが、どうやら誤植ではないようです。 この特許の中には「ヒマラヤ岩塩(紅塩)」が繰り返し登場します。ピンクソルトってやつですか。更に以下、【発明を実施するための形態】 より引用。

【0029】本発明は、シリコーンゴム10gに対し酸化還元電位がマイナス値を示して高い還元力を有するヒマラヤ岩塩(紅塩)の粉粒体を0.15~2.5g練り込んで成型加工体としたことを特徴とするものである。

平たくいうと、 「ゴムにヒマラヤ岩塩(紅塩)を練りこみました!」 ということでしょうか。

効果について

ヒマラヤ岩塩(紅塩)を練り込んだゴムバンドをつけると、バランスが安定するかは、私には分かりませんでした。判断は皆さんにお任せします。

そういえば、私はダーツをやるのですが、もし対戦相手が、ヒマラヤ岩塩(紅塩)を練り込んだゴムバンドを付けていたら、私は勝てる気がしません。絶対に冷静に投げられない。


「コイツからは、とんでもないパワーがあふれている。これが、ヒマラヤ岩塩(紅塩)のパワーか?」と気になって仕方がないです。また、その人がハットを出すたびに、観客の中にいるおじいさんが「ヒマラヤ岩塩(紅塩)の還元力と、ヒマラヤ岩塩(紅塩)が発するマイナスイオンが、彼の身体的諸機能を改善しているんだ」と、効能を説明しに、説明口調でカットインしてくるでしょう。そしてもし、ヒマラヤ岩塩(紅塩)を練り込んだゴムバンドを着けた人に負けてしまったら、「くそう、俺には、ヒマラヤ岩塩(紅塩)のパワーが足りないのか・・・」と敗因をヒマラヤ岩塩(紅塩)に求めてしまうこと間違いありません。塩が足りないのか?自分に足りないのは塩分なのか?しかし塩分の取りすぎは危険だ。
 

「ヒマラヤ岩塩(紅塩)を摂取して勝つか、摂取せずに健康をとるか」
「健康かダーツか」
「塩分か敗北か」
「Salt Or Lost」(韻を踏むため、表現の正確さは犠牲にしています)
 

究極の二択を迫られた僕は、悩んだ挙句、ヒマラヤ岩塩(紅塩)を取る。全ては勝利のため。バランスのため。そのために全てを捨てる覚悟を決めます。そう、悪魔に魂を売り渡すともいえる、究極の選択です。所持する全株式を売却し、持てるお金を全てヒマラヤ岩塩(紅塩)の購入にあてる。家中にヒマラヤ岩塩(紅塩)を撒く。ヒマラヤ岩塩風呂に入浴する。とにかく、勝ちたい。とにかく、バランスをとりたい。その熱い気持ちが僕を突き動かす。身体中にヒマラヤ岩塩(紅塩)を練り込んだゴムバンドを巻きつける。もはやミイラ男のような姿と化した僕は、更に高みを目指す。体外からの影響だけでは飽き足らず、ヒマラヤ岩塩(紅塩)のパワーを体内にも十二分に取り入れるため、妻の制止を振り切り、ヒマラヤ岩塩(紅塩)をむさぼり食う。むさぼりむさぼり、ヒマラヤ岩塩(紅塩)の還元力とマイナスイオンをありったけ取り込んだ後、体調を崩してしまう。

ちょっと想像しただけでも恐ろしい。このように、装着している人のバランスを上げる(?)だけではなく、対戦相手の能力を下げる効果も期待できるのではないでしょうか。もちろん、判断は読者の皆様にお任せします。

まとめ

ふと目に入った特許を読んでみました。「ヒマラヤ岩塩(紅塩)」を練り込んだゴムバンドでした。身体の機能が上がるとのことでした。



 

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ダーツゲームを作ってみた。
世界初(?)の二次元のダーツゲームです。

"2D Darts Game"
https://bullbullboy.github.io/

操作方法:タップするだけ。
ルール:いわゆる「BULL MASTER」です。連続で何本ブルに入れられるかを競ってください。
↓だいたいこんな感じ


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「将来、ロボットは人権を持つようになるか?」

大学の授業で、教授が教室に問いかけたのを覚えている。「持つわけない」と思ったのも覚えている。でも、数分後に「確かに、持つかもな・・・」と思ったのも覚えている。その教授は確かこう言った(ような気がする)。

「友人でも恋人でもいいんだけど、あなたの大切な人が、"実は私はロボットだ"と告白したとする。どうみても人間にしか見えないんだけど、どうやら本当にロボットらしい。その人に人権はあるだろうか?」

この問いかけ、面白いなぁと思った。ちょっとリアルに想像してみる。自分の隣にいる友達が、「俺ロボットなんだよね」と言い出す。当然信じられないんだけど、頭を取り外して見せてくれたりして、本当にその友人は「よくできた精巧な人型ロボットである」と証明してくれた。体は全部機械で、思考もプログラムの結果らしい。殴ると痛がる動きをするけど、それは、痛がるようにプログラミングされているかららしい。

さて、その友人に人権はあるだろうか?と、改めて考えてみる。平たく言うと、彼、もしくは彼女を殴るのは許されるだろうか?もしくは彼、彼女が誰かから殴られるのを、「物だから」「ロボットだから」という理由で許せるだろうか?リアルに想像すればするほど、許せないよなぁと思った。もちろん自分は殴れないし、誰かが友人(ロボット)を殴ったら怒ると思う。ってことは、ロボットにも人権はありえるよな。ということで、私はすぐに意見を変えた。ロボットも人権を持ちうると思う。

この経験から、人の心って、周りが感じることで存在するものなんだなと思った。ロボットに対して、心を感じたら、そのロボットには心があるし、心があるってことは、人権みたいなものも持っている、もしくは人権があると思いたくなるんだろうなと思う。

前置きは長くなったけど、今回読んだ本は石黒浩の「ロボットとは何か」だ。この人は、自分そっくりのロボットを作ったりして、結構有名な人だ。最近だと、マツコロイドを作って、テレビに出てたりする。ロボットを作ったり、そのロボットへの人間の反応を見ることで、人間とは何かを考えている。個人的にはすごくツボだし、興味がある。もっと読みたい。おすすめもできる。
最後に、この本の「ロボットの人権」という項から引用して終わる。

「動物が虐待されるのを見て、不愉快に思う人は多いだろう。ゆえに動物を虐待してはいけないという法律がある。同様に、動物以上に人間社会に浸透したロボットに対する虐待を、平気で傍観できる人は少ないと思う。だから、おそらくはロボットが反乱を起こす前に、人間が、権利を与えてしまうことになるのである。」

面白かった。ぜひどうぞ。

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